SPOT 8

日本の工学・化学分野の先駆者

志田林三郎

多久市郷土資料館蔵

志田林三郎

(しだ りんざぶろう)

1855-1892

日本の電気工学の祖。多久市出身。多久の学問所「東原庠舎(とうげんしょうしゃ)」で学んだ後、1873(明治6)年に工部大学校(現 東京大学工学部)の第1期生となる。世界初の電気工学専門の高等教育機関であった電信科で学び、首席で卒業。1880(明治13)年、イギリスのグラスゴー大学に国費で留学し、最優秀論文賞を受賞。帰国後は、工部大学校教授の傍ら、工部省の技術官僚としても活躍。1888(明治21)年、自ら創設した電気学会では、電気工学の発展がもたらす現代のIT社会を予見した演説を行うなど、すでに100年以上先の未来を見据えていた。